こんにちは、広島県廿日市市の工務店のA&Cテクノハウスです。
今回は、分譲住宅(建売住宅)と注文住宅の違いの話をしたいと思います。
まずは、分譲住宅と建売住宅の違いの説明をします。
今では、ほとんど同じ意味で使われる場合が多いのですが、
建売はその名の通り土地に家を建てて売る家のことを指します。
それに対して、分譲とは分けて譲る(ゆずる)という意味なので、
ある程度大きな土地を分割して家を建てることを言います。
つまり、1つの土地では分譲ではなく、建売になります。
ただ、10区画でも100区画でも2区画以上であれば、分譲になりますが、
分譲も建てて売るものなのので、建売住宅ということです。
一般的には、大規模の建売住宅のことを分譲住宅をいう場合が多いですが、
ごちゃ混ぜに使っている場合がほとんどです。
それに対して、注文住宅とは、建売住宅とは違って、まだ建っていない家で、
これから注文して創る家のことを言います。
注文住宅と分譲住宅のメリット・デメリット
注文住宅のメリット
●自分や家族の理想を追求した家を作ることができる
●世界に1つだけのオリジナルの家ができる
●自分で間取りや壁紙や建材などを決めていく楽しみがある
●土地も好きな場所を探すことができる
●施工業者を自分で選ぶことができる
●家が完成していく過程を見ることができる(家の構造部分がわかる)
●予算に合わせた家をカスタマイズできる
注文住宅のデメリット
●土地探しに時間がかかる
●一から打ち合わせが必要になるので、完成までに時間がかかる
●入居までに時間がかかるので、家賃などの費用が多めにかかる
●費用が分譲住宅よりも高くなる
●完成するまで、家のイメージが難しい
分譲住宅(建売)のメリット
●既に完成しているので、実際の家を見ることができる
●既に完成しているので、引渡し(引っ越し)が早い
●既に完成しているので、住んだ時のイメージができる
●注文住宅に比べて、安い
分譲住宅(建売)のデメリット
●間取りや仕様が決まっているため、変更ができない
●周りの家とほとんど同じ外観
●土地を効率よく分割しているので、隣の家と近い場合が多い
●施工業者を選ぶことができない
●家を作る途中(構造部分)が見ることができない
一番大きな違いは?
分譲住宅(建売住宅)と注文住宅の一番の違いは、
分譲住宅の場合は、家に自分や家族の生活を合わせて住むことであり、
注文住宅の場合は、自分や家族の生活に合わせた家を創って住むことの違いです。
これは、非常に大きな違いです。
また、注文住宅に住むことの大きなメリットは、ネット上でもほとんど書かれていませんが、
実は、「生活を楽しもう」と思えるようになることなのです。
これまで、それぞれのメリットとデメリットを見てもらいましたが、
住んでからわかることが
この「生活を楽しもうと思える」ということの大切さなのです。
注文住宅に住み始めた人たちは、新しいことに挑戦したり、
昔やっていた趣味などを思い出してやり始める人が多いのです。
また、生活を楽しむためには、「自分たちに合う間取りと生活動線」が欠かせません。
詳しくは、下記をご覧ください。