だから心地よい住まいに~データに裏付けられたパッシブデザイン~

皆さんこんにちは、A&Cテクノハウスです。ここで何度かご紹介した通り、当社では現在「パッシブデザイン」を取り入れたモデルハウスの建築プロジェクトを進めています。

パッシブデザインとは、風や太陽の光といった自然の力を取り込み、快適さと省エネを両立する建物のデザインのことです。太陽光発電システムや蓄電池などと異なり、電気エネルギーに変換することなく自然の力をそのまま生かします。具体的には庇(ひさし)を深くして夏の日差しを遮り、太陽の位置が低くなる冬は室内まで太陽光が届くようにするなどの方法です。

パッシブデザインは「庇を深くすればいいんでしょ」などとかんたんに考えられがちですが、知れば知るほど奥が深いと感じています。

パッシブデザインを取り入れる際、地域の気候特性を把握するためのデータは欠かせません。当社では広島の気候に適した設計となるよう、気象庁やIBEC(アイベック:(財)建築環境・省エネルギー機構)の提供する気象データを取り入れています。季節やエリアによる違いはもちろん、時間帯による気候の違いまで把握できるデータです。

これまで蓄積されてきた風の向きや強さのデータに基づき窓の位置や大きさを決めることで、より効率よく空気の循環する快適で省エネな住宅が実現するのです。「パッシブデザイン」を掲げる建築会社があれば、まずは専門家やデータの裏付けがあるか確認しましょう。

当社のモデルハウスは、高気密高断熱のZEH(ゼロエネルギー住宅)仕様にプラスアルファとしてパッシブデザインを取り入れています。5月上旬のオープンを目指し、現在建築工事が続いています。次回の更新では、このモデルハウスがいかに心地よく風を通すかシミュレーションしたデータをご紹介いたします。どうぞお楽しみに!